構造によって注文住宅の相場は変化する

決して安い買い物にはならない注文住宅は、相場に関して知っておくと、資金調達の目安にすることができます。注文住宅を建てる際には、木造住宅を選ぶか、鉄骨造にこだわるのか、RC造の丈夫なものを建てるのかによって、相場が変わってきます。一般的には木造の注文住宅が最も安くなっています。鉄骨造はやや高く、丈夫なRC造になると、相場が跳ね上がるといった具合です。

相場は地域によって変わってきます。建物の本体価格だけでなく、その他の諸費用も足した分を考慮するようにします。全国の相場を確かめると、高いところとして有名なのが、東京や神奈川、大阪といった地域です。東京では約40坪の木造住宅を建てる場合に、2000万円から3300万円程度の費用がかかります。

鉄骨造であれば、3000万円から4600万円です。RC造になると、56坪程度で最低でも5000万円、高ければ7000万円もの費用がかかります。安く注文住宅を建てたいのであれば、木造住宅一択になります。ただし、こだわれば木造住宅でも鉄骨造を超えるほど高額になりますので、バランスを考えながら住宅を建てるようにしたいところです。

とことんこだわるのであれば、高い住宅を建てても構いません。特にRC造は地震といった災害にとても強いため、価格以上の価値があります。建物に予算をかけるのならば、土地を安く購入して、予算を確保するというのも、賢いやり方です。土地や建物価格は経済がインフレになると高くなる傾向にあることを、気をつけるようにしましょう。

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